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【備忘録】AIに「伝わる」魔法の言葉!小学生にも教えたい「8+1公式プロンプト」がすごい

最近、話題のAIとやらを仕事で使うことになりまして、色々と勉強している毎日です。
…正直、最初は「AIって難しそう…」って思ってたんです。カタカナばっかりだし、専門用語もわからないし。でも、色々調べていくうちに、なんだか面白くなってきたんですよね。
特に最近、「プロンプト」っていうAIへの指示の出し方で、「8+1公式プロンプト」っていうのを知って、目からウロコ!
これ、すごいんです!まるで魔法の言葉みたいで、AIとの会話がスムーズになるんですよ。しかも、小学生にもわかるくらい簡単なんですって!
せっかくなので、備忘録として、私が学んだ「8+1公式プロンプト」を小学生にもわかる言葉でまとめてみました。子育て世代のママさんや、教育関係者の方にも役立つんじゃないかな?
なんで「8+1公式プロンプト」が良いの?

突然ですが、みなさん、お子さんに何かお願いするとき、どう言いますか?
例えば…
◉「宿題しなさい!」だけだと… → 「えー、やだー」ってなるかも?
◉「〇〇ちゃん、 今日の宿題、 算数のプリントと漢字ドリルを、 6時までに、 リビングのテーブルで、 終わらせてね! 終わったら、 一緒にケーキ食べよう! 」だと… → 結構、伝わりやすいですよね?
実は、AIへのお願いも同じなんです!
ただ「〇〇して」って言うだけじゃなくて、
▪️何を?
▪️誰に?
▪️どんなふうに?
…を具体的に伝えるほど、AIは期待通りの答えを返してくれるんです。
この「具体的に伝える」ためのコツが、「8+1公式プロンプト」ってわけなんです。
魔法の言葉は【内容】5つ+【表現】3つ + 秘密の【+1】!
「8+1公式プロンプト」は、大きく分けて3つのグループ、合計9つの要素でできています。
【内容を決める魔法の言葉:5つ】
- 前提条件: 「何についてお願いするの?」を最初に伝える言葉。
・例:「小学生向けのおもしろいお話を作って」
2. ペルソナ設定: 「誰になって答えてほしいの?」を決める言葉。AIになりきってもらうイメージです。
・例:「あなたは優しい小学校の先生になって、教えてください」
3. 参考情報: 「ヒントだよ!これを参考に考えてね」と伝える言葉。
・例:「公園で遊ぶ猫のお話にしてください」
4. 名詞と動詞: 「何をしてほしいか」を具体的に指示する言葉。
・例:「猫が笑うお話にしてください」
5. 形容詞と副詞: 「どんな感じでお願いしたいか」を付け足す言葉。もっと詳しく伝えるイメージです。
・例:「おもしろくて、かわいくて、ちょっとびっくりするお話にしてください」
【表現を整える魔法の言葉:3つ】
6. 出力形式: 「どんな形で答えてほしい?」を指定する言葉。「箇条書き?」「段落?」「お話形式?」など。
・例:「短いお話にしてください」
7. 出力フォーマット: 「見た目はどんな感じが良い?」とお願いする言葉。手紙風、リスト形式、などテキストの構造を指定します。
・例:「始まりは『むかしむかし…』で始めてください」
8.文体指定: 「どんな言葉遣いで話してほしい?」を決める言葉。「子供向けに優しく」「大人に丁寧に」など。
・例:「小学生にもわかりやすい言葉で教えてください」
【さらに精度を高める秘密の呪文:+1】
+1. 追加の指示: 「もう一声!」最後に微調整する言葉。 「もっと〇〇して!」「ここは〇〇に直して!」など、さらに細かく指示を出せます。
* 例:「最後はハッピーエンドにしてください!」
魔法の言葉を組み合わせて、AIにお願いしてみよう!
実際に、魔法の言葉を組み合わせて、AIに「おもしろい犬のお話」を作ってもらうプロンプトを作ってみました。
- #前提条件:小学生向けの楽しいお話
- #実行指示:笑える犬の冒険物語を作成
- #情報:主人公は元気な子犬、舞台はひまわり畑
- #出力フォーマット:短い段落構成
- #文章ルール:小学生が理解できる優しい言葉遣い
- #補足:感動的な結末は不要
おもしろい子犬のお話を作って!
これだけで、AIは…
「むかしむかし、元気いっぱいのポチという子犬がいました。ポチはひまわり畑でかくれんぼ…」
…みたいな、小学生がワクワクするお話を作ってくれるんです!(すごい!)
「8+1公式プロンプト」は、AIと仲良くなるための魔法

「8+1公式プロンプト」って、最初はちょっと難しそうに感じるかもしれません。
でも、一つ一つ見ていくと、
▪️何を伝えたいか
▪️誰に伝えたいか
▪️どんなふうに伝えたいか
…を整理するだけだってわかります。
これって、AIとだけじゃなくて、人とのコミュニケーションでもすごく大事なことですよね。
「8+1公式プロンプト」を意識するってことは、AIに「魔法の言葉」をかけるだけじゃなくて、自分自身の考えを整理する練習にもなるんだなぁって思いました。
これからも、この「8+1公式プロンプト」を活用して、AIともっと仲良くなりたいと思います!
そして、いつか自分の子供にも、この魔法の言葉を教えてあげたいなぁ。
…最後まで読んでいただき、ありがとうございました!